補習校卒業式 – 未来へ羽ばたく子どもたち

補習校卒業式

先日、補習校で卒業式が行われ、幼稚部・小学部・中学部の卒業生たちが新たな一歩を踏み出しました。


長い時間をかけて日本語を学び、時には困難に直面しながらも努力を続けてきた生徒たちが、それぞれの想いを胸に巣立っていきました。

また、すみれ組のみなさんは来年からいよいよ一年生!

式では、しっかりとしたお返事をしながら賞状を受け取り、成長した姿を見せてくれました。

卒業生のみなさん、おめでとうございます!

卒業生の言葉 – これからの未来に向けて

卒業生たちは、それぞれの思いを胸に、心に決めた言葉 (座右の銘) を発表しました。メモを見ずにしっかりと前を見据え、一つ一つの言葉を丁寧に紡ぐ姿に、これまでの成長を感じ、保護者一同感動しました。

六年生や中学三年生の座右の銘をいくつかご紹介します。

成せばなる
「楽しいこともあれば、大変なこともありました。コロナ禍でみんなに会えず、漢字が難しくて諦めそうになったことも。でも、続けると決めて努力したら、できるようになりました。これからも“成せばなる”を信じて頑張ります。」

千里の道も一歩から
「補習校での学びは11年。ここまで続けられたのは家族や先生、友人のおかげです。これからも日本語を学び続け、今度はボランティアとして支える側になりたいです。」

継続は力なり
「苦手だった算数も、先生の教え方のおかげで楽しく学べるようになりました。続けることで成長できると実感しました。」

有言実行
「言葉に責任を持ち、行動する大切さを学びました。これからも、自分の言葉を大切にして実行していきます。」

校長先生からのメッセージ

校長先生は、日々成長する子どもたちの姿は身近にいるとなかなか気づきにくいものの、こうした節目を迎えることで、その努力や成長の大きさを改めて実感できると語られました。楽しいことだけでなく、困難を乗り越えたからこそ今の姿があると、生徒たちの歩みを讃えました。

また、これからの人生において「感謝の気持ちを忘れずにいてほしい」との言葉を贈られ、人は決して一人で生きているわけではなく、多くの人に支えられながら成長していくことを伝えました。補習校で培った学びや絆を大切にし、それぞれの未来へ力強く歩んでほしいとの温かいメッセージが送られました。

最後のスライドショー – 感動の瞬間

式の最後には、卒業生たちの成長を振り返るスライドショーが上映されました。幼い頃の写真から現在の姿へと変わる映像に、「本当に大きくなったな」「頑張ってきたんだな~」と思いながら思わず目には涙が、、、

その後、在校生たちが手でアーチを作り、盛大な拍手の中、卒業生を見送りました。

さらに、デンバー紅白に出場した子どもたちが「てをつなごう」を歌い、温かな歌声に包まれながらの門出となりました。

補習校で学んだこと、友人と過ごした日々、支えてくれた家族や先生への感謝の気持ち。それらが詰まった、心温まる卒業式でした。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!これからの未来が、皆さんにとって素晴らしいものになりますように。

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